FCGS(The Federal Chain Gateways And States Of The Joint Nations Of Earth And United Sirius And Pan-Collective Colonies)は、大崩壊直前、西暦2500年代後半、地球と四つのゲート・ルートで結ばれたいくつかの星系、そしてその周辺星系と無数の殖民衛星国家群によって形成された、連邦組織であった。
その後大崩壊後の混乱と戦乱によって完全に崩壊するが、宇宙暦で1800年代(西暦で4000年代)に入って、帰還者(当時は地球から2000光年ほど離れた星系からの帰還者達。毎年数人から数千人の単位で帰ってくる)達の手によって復活する。
FCGSはその出自からして、現在(連邦基準暦2260年代)でもそうした帰還者達を厚遇しており、結果として、FCGSでは長きにわたった停滞期や、数度にわたる、様々な要因による滅亡の危機、さらには4000年という時の流れにも関わらず、西暦と呼ばれていた地球時代の文化や言語を色濃く残している。
|